筋トレを始める前に、まずは知っておきたい基礎知識のおさらいをしましょう。それをきちんと理解しておいたほうがトレーニングの効率も上がるはずです。まずは筋肉ができる仕組みからはじめたいと思います。
筋肉が強くなるためには、外からの圧力が必要です。たとえば、マラソンの練習を思い浮かべてください。はじめはすぐに息切れしてしまっても、何度も何度も長い距離を走って、心肺機能をいじめ続けていると次第に持久力がついていきます。同じ距離、同じタイムでも最初はバテバテになっていたのに、少しずつ楽になっていくはずです。
筋肉もそれと同じで、繰り返し激しいダメージを受けることで強くなっていきます。ダメージを受けては破壊されることによって元に戻ろうとし、同時に再び同じパワーが加わっても、それに負けないようにするためにパワーアップするのです。その繰り返しで筋肉が作られていきます。
筋力トレーニングは、そのダメージを意図的に加える意味があります。マラソンの練習でいうなら、自分の限界近くまで走り心肺に負担を与えるのと同じです。筋トレの場合、重いものを持ち上げることで筋肉を壊し、復元とパワーアップを促すのです。つまり筋トレでダメージを与え、回復の過程でより強い筋肉が生れるというわけです。
ちなみに、壊すという言い方をすると痛そうに感じますが、もちろんケガをするまでやれという意味ではありません。筋繊維や毛細血管レベルでダメージを与えるのです。筋肉痛は、そんな目に見えない体の破損のために起こります。筋肉痛はトレーニングによって正しいダメージを与えることができた証拠なのです。
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